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2017

9/19

「こころ」と「からだ」の健康を支える腸のお話

 

暑い夏が終わり少しずつ肌寒くなってきましたね。

体調はいかがでしょうか??

今回「心と身体の健康を支えている腸」について紹介します!!

 

 

腸は、消化機能以外にも大切な役割があります。

 

腸の役割

その1:免疫機能を担う                                  

その2:幸せを感じる物質を作り出す

 

 

その1:免疫機能を担う

→「免疫」とは、外部から侵入する有害なものを感知して、

排除しようとする仕組みです。

何らかの理由で免役が低下すると、風邪やインフルエンザにかかりやすくなり、

口内炎や肌荒れなどを含め様々な感染症や生活習慣病の原因にもなります。

また、腸内のバランスが崩れると花粉症、ぜんそく、食物アレルギー、

潰瘍性大腸炎などを引き起こします!

腸は食べ物に含まれる栄養分を吸収する一方で、細菌やウイルスをみつけたら体に感染することを防ぐためにそれらを便として、体外に排出する役割をしています!

免疫細胞の多くが腸で仕事をしており、免疫や抗体などヒトの体の免疫システムの約60%が腸に集中してるといわれています!!

 

その2;幸せを感じる物質を作り出す

→ストレスや疲れが続くと、落ち着きや安定感をもたらすセロトニン意欲が沸くノルアドレナリン幸福感を増幅するドーパミンといった神経伝達物質が十分に機能しない状態になってしまいます!!

その結果、感情をうまくコントロールできなくなり、うつ状態になってしまいやすくなります。

セロトニンやドーパミンの前駆体は腸内で合成されてから脳内に送られている為、

腸内環境がよくなればうつの症状も改善に繋がると考えられています!

 

腸内環境をよくする食事

 

 

腸にとって味方になる食事を紹介します!!

 

発酵食品

しょうゆ、納豆、キムチ、ヨーグルト等

 

海藻類

焼きのり、わかめ、めかぶ、ひじき等

 

●食物繊維

玄米、豆類、にんじん、ごぼう等

  

●オリゴ糖を多く含む食材

にんにく、はちみつ、バナナ、根菜類等

  

 

色々な食材を取り入れ、バラエティ豊富な食事を摂ることが大切になります!!

 

また、いくら食事で腸内のバランスを整えても、体を動かさなければ

腸の蠕動運動も弱くなり便秘などの原因になります。

1日5分でもいいので今の生活で今できる運動を取り入れてみてください!

 

 

参考文献

藤田紘一郎 (2016)「腸内フローラ 医者いらずの驚異の力」宝島社

辨野義乙  (2016)「SUPERサイエンス 腸内細菌の驚愕パワーとしくみ」

 

 

管理栄養士 富士川

 

 

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