宮前区・鷺沼駅|小児歯科・歯科口腔外科・予防歯科・審美歯科・インプラント・矯正歯科
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インプラント治療

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インプラント治療とは

インプラント治療インプラントとは、歯の抜けたところにインプラント(人工歯根)を埋め込み、人工の歯をその上に取り付ける治療法です。
埋め込まれたインプラントは、骨としっかり結合して固定されます。

その上に取り付ける歯も、患者さんに合わせて一本ずつ作るので、噛み心地も外観も天然の歯とほとんど変わりありません。

インプラント治療はこのよう方にお勧めします

  • ① ​入れ歯が合わなくて困っている方
  • ② ​入れ歯の煩わしさから解放されたい方
  • ③ ​ブリッジが虫歯になってしまった方
  • ④ ​外傷などの事情で突然歯を失ってしまった方
  • ⑤ ​御自身の歯を大切にしたい方
  • ⑥ ​これ以上歯を失いたくない方

そもそも、自分の歯を失ってしまったとき、それを補う方法は3つしかありません。

ブリッジ

ブリッジ失ってしまった歯の両隣の健康な歯を削って、かぶせ物をして、橋をかけます。橋をかけるために「ブリッジ」と呼ばれている治療法です。ブリッジは固定式になりますので、取り外したり、装置を洗ったりする手間はかかりません。また、しっかりと両隣の歯に固定されているので、物を食べる時にも、違和感なく、美味しく食べることができます。また、保険の適用も可能です。

しかし、ブリッジにも問題点がいくつかあります。

まず、ブリッジは両隣の歯で支えるので、この支えている2本の歯にも負担が掛ってきます。
例えばですが、1本無くなってしまった歯を両隣の歯で支えるとすると、これまでは3本でやっていたことを2本でやることになります。
3本分の歯を2本の歯で支えるわけですから当然その2本の歯には過剰な負担がかかってくるわけです。
支えている歯には想像以上に大きな負担がかかり、その状態にもよりますが10年ぐらい経つと支えている歯が抜けてしまうこともあるようです。
さらにブリッジの場合、支える歯の周囲を削ってかぶせ物をするので、健康な歯まで削らなければならないというデメリットもあります。
虫歯になりにくい歯は、一度も削ったことのない御自身の歯です。一度でも削って治療した歯は、まったく削ったことのない健康な歯に比べて虫歯になりやすいのです。
健康な歯を仕方なく削りブリッジ治療を行ったにも関わらず、そのブリッジ部に数年後虫歯が出来てしまったら・・・。それは非常にもったいないことのように思われます。

入れ歯

部分入れ歯入れ歯安定剤入れ歯には保険が適用されるので、非常に安く、手軽に作ることができます。

入れ歯のメリットは安く、手軽に、短期間に作ることができるということです。
しかし、入れ歯には様々なデメリットもあります。

まず、入れ歯は人間の口にとっては人工の異物です。おぎなう歯の本数が多くなるほど、口の中に違和感が出てきます。口の中はとても繊細に出来ています。
例えば、糸クズや髪の毛1本でも、お口の中に入ると違和感がありますね?
それが総入れ歯になると、小学生の握り拳くらいの大きさのものを口の中に入れるのですから、違和感がないわけはありません。

また、部分入れ歯の場合、入れ歯を入れる両サイドの歯にバネのようなものをかけます。これをかけることで入れ歯を固定します。しかし、支えにされた方の歯は噛むたびに、上下左右に揺さぶられて、力を加えられ続けます。
木に刺さったクギでも、長い時間をかけて上下左右に揺さぶられると、抜けてしまうのと同じように、バネをかけられて支えになってしまった歯は5年以内に抜けてしまうこともあるようです。
バネをかけていた歯が抜けてしまうと、その分、また部分入れ歯を大きくして、隣の歯にバネをかけ、そしてまたバネをかけていた歯が抜けて・・・ということを繰り返し、総入れ歯に着実に近づいてしまうことになるのです。

入れ歯の場合、ブリッジのように固定式ではなく、取り外し式なので、汚れたらキレイにするために毎日、手入れをしなくてはなりません。これがとても手間がかかるだけではなく、「他人に見られると、歯の無い姿がとても恥ずかしい」ということになります。
また、総入れ歯に近づくにつれて、食べ物がはさまる、痛いなどの理由で、噛むという、とても重要な行為が難しくなる可能性があります。
総入れ歯になると、たとえ噛むことができたとしても、自分の歯の時よりも噛む力が弱くなります。そうなると、固いものなどを食べることが難しくなってきます。

  • 「大好物のスルメが食べたい」
  • 「お煎餅をバリバリ食べたい」
  • 「大好物のステーキが噛み切れないから食べられない!」
  • 「干し柿・干し芋が食べられない」

という、歯があるときには、ごく当たり前だったことが入れ歯になってしまうと出来なくなり、美味しい物を自分の歯で好きなだけ、美味しく食べることがいかに素晴らしいことかを理解することになるのです。

このように入れ歯というのは確かに、安くて、手軽に、気軽に、短期間で作ることが可能です。しかし、安く出来るということの代償として、心身に負担やストレスを相当かけているのです。
ある調査によると、総入れ歯の人と自分の歯が10本以上残っている人を比較した場合、統計的に総入れ歯の人の方が、明らかにアルツハイマーになりやすいというデータも出ています。歯を噛み合わせたときに脳へ伝わる刺激というのはそれほど、重要なものなのです。
この刺激が届かなくなることで、記憶を司る海馬という脳の機能と運動能力が低下してしまうのです。
つまり、きちんと噛めるということは年齢を重ねてからの生活、例えば、物事を覚える、人と話をする、歩く、走る、出掛けるなど基本的ですが生活にはとても大事な機能にも重大な影響を及ぼすのです。

インプラント

インプラント前歯インプラント奥歯インプラント総入れ歯インプラントのメリットは、ブリッジと入れ歯の欠点がないことです。

インプラントというのは、人間の体に同調する金属のチタンで出来たネジのようなものを歯の根っこの代用として顎の骨の中に埋め込み、その上にかぶせ物を装着するというものです。

天然の歯が、顎の骨で支えられているのと同じように、インプラントも顎の骨によって支えられるために、バネをかけたり、橋をかけたりする必要がありません。
従って、入れ歯やブリッジのように支えとなる歯に負担をかけることが全くありませんので、他の歯が抜けやすくなってしまうなどの問題は発生しません。
さらに、インプラントは、噛んだときの感触、噛み応えが自分の歯で噛んだ時に限りなく近い感覚になるといわれています。

そうなると、脳への刺激も強くなりますので、これまで入れ歯だった方がインプラントをいれると多くの方が若々しく、活力に満ちた人生に切り替わることが多いです。

最近は、インプラントの認知度も上がって来ています。
しかし、インプラントについての誤ったイメージもあるようです。

「手術が恐い」「痛いんじゃないか?」

というイメージを持つ方も多くいらっしゃいます。確かに、「手術」と聞くと、恐いとか痛いというイメージを持ちます。その気持ちはよく分かります。
しかし、場合にもよりますが、その殆どが小規模な手術だと思っていただければと思います。手術に伴う痛みも大きくないことの方が多いようです。

当院では全身麻酔ではなく、通常の歯を抜くのと同じように局部麻酔をして、だいたい1時間~2時間位で手術は終わります。手術後の腫れについても、2~3日経てば殆どは引いています。

自分の悩みを抱えたまま生きて行くのと、少しの間、手術の恐怖と戦うのとどちらを選びますか?
その手術の恐怖に勝った時に手に入る世界は、あなたにとってどんな世界でしょう?

「インプラントは値段が高い!」

インプラントについてこのように考える方も大勢いらっしゃいます。
確かに、保険で作ることが出来る入れ歯に比べれば値段は高いです。インプラントは1本あたり約40万円します。しかし、入れ歯でお話した通り、保険で作る入れ歯は当面の機能は回復しても、長期的にはお口の健康に悪い影響を及ぼすことがあります。

また、「歯はたくさんあるから、1本位無くても大丈夫でしょ?」と思う方もいらっしゃるようです。
しかし、これは大きな間違いです。
私たちの手と足の指にも1本1本、親指から小指まで役割があるように、歯にも1本1本、役割があるのです。

例えば、下顎の前から6番目の歯が抜けてしまって、そのまま放っておくと、どのようなことが起こるでしょうか?
実は噛み合わせる下の歯がないので、上の歯が出て来てしまうということが起こるのです。
上の歯は下の歯がなくても、噛む機能を維持しようとして、噛む相手を探して伸びて来てしまいます。
そうなると、後で下の歯を入れるときには噛み合わせがズレているので、上の歯を削らないといけなくなってしまいます。

また、一番奥の7番目の歯が抜けた歯のスペースに隣の歯が倒れこんでくるという現象もよく起きます。
歯が斜めに倒れこんでしまうと、治すには矯正治療が必要になってしまいます。
モノが挟まって噛みづらいので反対側でばかり噛んでいると、体全体のバランスが悪くなります。

噛み合わせは、全身のバランス、全身の健康にも大きな影響を与えています。
私たちの歯1本1本が重要な役割を果たしているのです。食べることが出来れば、喋ることが出来れば大丈夫だ!とは次元の違うお話なのです。
このように、歯は見えないし、動かないから1本1本の役割が軽視されがちですが、私たちの体全体と健康には非常に重要な役割を担っているのです。